日本オミックス医学会シンポジウム
『シングルセル解析による組織・疾患多様性の解明』
【日時】2023年4月27日(木)13:00~17:00
【主催】日本オミックス医学会
【開催方法】オンライン(ZOOM) 開催
※参加申込をされた方に当日のZoom URLをお送り致します(配信日時:2023年4月25日)
※本シンポジウム終了後のアーカイブ配信はございません。ご了承ください。
【参加費】日本オミックス医学会会員/無料 一般/5,000円 学生/2,000円
【お申込み方法】(お申込みは終了致しました) こちらよりお申込みください
【開催趣旨】
近年のシングルセル解析技術によって、従来組織塊から網羅的な遺伝子発現を解析していた時代から、個々の細胞レベルの詳細な情報を取得できるようになった。これにより同じ組織を構成する細胞であっても異なる性質を示す異質性が明らかになってきており、特徴の異なる新たな細胞種の発見や、疾患状態における特異的な細胞状態やその機序が明らかになりつつある。またCOVID-19の世界的なパンデミックは私達の生活を一変させたが、シングルセル解析を含む最先端技術により、ヒトの免疫機能の個人や人種による多様性を明らかにするきっかけとなった。このような解析によって得られた知見は新たな治療標的の発見や疾患マーカーの開発へと実を結ぶことが期待される。本シンポジウムでは様々な組織や疾患における細胞種の多様性を明らかにするために最先端の技術でアプローチしている若手研究者にご講演いただき、最新の知見を紹介するとともに将来の展望について議論したい。
【プログラム】
13:00~13:05 開催挨拶 日本オミックス医学会理事長 田中 博
13:05~14:00(講演50分、質疑応答5分)
「アルツハイマー病の遺伝的層別化によるシングルセル解析」
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 菊地 正隆 先生
14:00~14:55(講演50分、質疑応答5分)
「シングルセル解析による循環器疾患の病態解明と精密医療」
東京大学 医学部附属病院 野村 征太郎 先生
14:55~15:05 休憩
15:05~16:00(講演50分、質疑応答5分)
「シングルセル情報とゲノム情報の統合解析によるCOVID-19重症化メカニズムの解明」
大阪大学 大学院医学系研究科 枝廣 龍哉 先生
16:00~16:55(講演50分、質疑応答5分)
「脳内マクロファージを通して脳内環境をデコードする」
九州大学 生体防御医学研究所 増田 隆博 先生
16:55~17:00 閉会の挨拶 日本オミックス医学会理事長 田中 博