”病いとの闘い” 人類が誕生して以来のテーマにイノベーションがもたらされました。2000年代初めのDNAマイクロアレイ、最近の次世代シーケンサーといったハイルスープット・バイオテクノロジーを経て、生命活動の網羅的分子情報(=オミック情報)を把握することが可能になりました。
生得的なゲノム情報とダイナミックな生命状態を反映したオミックス情報を組み合わせることで、症状として現れる前の”病い”に対して前もって介入して防ぐことが可能になるのです。
各種測定機器は、病院、診療所に導入可能な価格まで低廉化が進み、乳癌の予後予測キットのように、すでに臨床において活用されているオミックス医療技術もあります。